富士屋ホテルとSDGs

富士屋ホテル 環境への取り組み
富士屋ホテルは1878年(明治11年)に日本初の本格的リゾートホテルとして、箱根・宮ノ下に誕生しました。
次の100年もこの地にあり続けるために、2018年より約2年に及ぶ大規模な耐震改修工事を行うとともに、
国際連合が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、以下の環境への取り組みを行っています。

社内にSDGs推進委員会を設置し、重点目標を定め取り組んでおります。

節電・省エネルギー

  • LED照明の導入、空調機コントロール、従業員のパソコンの省エネ設定などの取り組みによりエネルギー使用量を削減し、削減義務、目標達成に努力しております。
  • 電気自動車をご利用のお客様にも安心してご来館いただけるよう、経済産業省の「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」に基づいて、電気自動車の充電スタンドを設置しております。
    - ポルシェデスティネーションチャージャー: 2基 (8 kW普通充電)
    - パナソニック製充電器: 1基 (3 kW 普通充電、1基で車2台まで充電可)
  • 2020年低排出ボイラーへ変更し、環境負荷を大幅に削減しております。
LED照明の導入
ポルシェデスティネーションチャージングステーション 

廃棄物削減・再生化

  • 神奈川プラゴミゼロ宣言の賛同企業として、プラゴミ削減の取り組みを推進しています。
  • 朝食のバイキング営業をセットメニュー提供に切り替え、大量のフードロスを削減しています。
  • 食用油のリサイクルを行っております。

客室

  • バスアメニティボトル
    詰替えによるポンプボトルを採用することで、プラスチックボトルの新規生産量を低減しております。
  • 石鹸
    天然油脂(パーム油)で作られた天然石鹸となっており、生分解性に優れていることで、環境への負荷、人体への負荷を低減しています。
    また、製造後の加工ロスは再度溶かして製品の形に戻すことで、すべてを再利用しております。
  • アメニティバッグ
    リサイクルポリエステル繊維「エコペット」の不織布を国産玉ねぎの外皮の色素(ケルセチン)を使用した環境配慮型のアメニティバッグです。
  • 客室内ゴミ袋
    コーンスターチと他の植物再生可能資源を原材料として使用しております。
  • 客室ベッド
    再⽣利⽤可能な素材を使⽤したベッドを導⼊しております。
  • エコステイ
    連泊の場合、ベッドリネン(シーツ、布団カバー、枕カバー)は、一日おきに交換しております。
  • 客室アメニティ(カミソリ)
    製品の一部に再生プラスチック材とサトウキビから作られたバイオ添加剤、自然分解促進添加剤を使用しております。
  • 飲料水
    ペットボトルの代わりに詰め替え式ボトル詰めでの提供を行い、プラスチックの使用を削減しております。
バスアメニティボトル
石鹸
エコステイ
ボトル詰め飲料水

レストラン

  • 全てのレストランで生分解性のストローと紙おしぼりを採用しております。
  • ペットボトルでの仕入れを削減しております。
  • コルクリサイクル
    レストランや宴会場で消費されたワイン等のコルク栓を収集し再利用しており、NPO法人を通じて都内の社会福祉法人にてコースター等となって販売されています。
    これら商品の収益の一部は、障がい者の自立支援に使われています。
  • メニューの一部で間伐材を用いた紙を使用しております。 
コルクリサイクル
生分解性のストローと間伐材使用紙メニュー 

ショップ

  • ホテル・ショップ、ベーカリー&スイーツ ピコットの包材は、バイオマス25%のポリ袋と、紙素材を採用しております。